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夏期講習 後半開始

本日より夏期講習が再開いたしました。

日焼けしている子供たちや
旅行の様子を話してくれる子供たちなど
それぞれの夏休みを満喫している模様です。

そんな子供たちの笑顔を見ると
後半も頑張ろうとう気持ちが自然と湧いてきます。


さて、夏期講習も残り2週間となりました。
板橋区の公立の小・中学生の皆さんはあと1週間ほどで
2学期が始まります。

まだ宿題が終わっていない子は涼しい塾に自習に来てください。


また、高校生の皆さんは8月いっぱいまで まだ休みがあります。
今からでも大学受験の勉強のご相談を受けてつけておりますので
前半なかなか進まなかった方、現状で合格できるか不安な方は
お気軽にご相談下さい。


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つづき

夏期講習でみんなと勉強している“ちっこいおっさん”つづきです。
みんなとおはなしをしていると、読書感想文にとても苦戦した様子。でも、学校の宿題とはべつに、現代文の試験の役に立つ読書のしかたがあるのを知ってますか?
ぼくは、試験問題を“つくる”側の大学や高校の先生、それに教育委員会の人たちともお仕事をしているんだけれど、その人たちが問題文をつくるのが、ちょうど今ぐらい。その人たちが、なにを考えながら試験のネタをつくるか、というときに参考にするのが、だいたい上半期の文壇・論壇ニュース。ちなみに去年は『日本語が亡びるとき』が大ヒットし、小林秀雄賞も受賞したので、水村美苗(この人はちょっと実験的な小説ばかりで試験にむかない)の旦那さんの岩井克人さんあたりが狙い目だな、と思ってたら(資本主義の行き先が危ないみたいなこともいわれてたので)、やはりセンター試験の現代文は「ヴェニスの資本論の経済学」が出題。ぼくは設問だけみて、5分で全問正解でした(もちろん古文漢文も全問正解でした)。

■そこで、いまのニュースをみてみると、まずは村上春樹の『1Q84』のバカ売れ。もちろんそこから出題するわけはないので、村上の過去に書いた、ちょっと固めのエッセイやノンフィクションの序文なんかを読むといいよ。
■あと、外山滋比古の『思考の整理学』が東大・京大の生協でバカ売れして再評価したこと。これは、そのものから出る確率も高いので、読んでおいてもいいかも。文庫本で、ブックオフの105円棚でみつかるはず。
■あと面白いのは、ぼくの知人でもある哲学者・批評家の東浩紀さんが小説を書いて三島賞をとった(ぼくも祝賀会二次会に行きました)。なので、東さんの過去の評論を読んでおくといいよ。新書版の『動物化するポストモダン』(講談社新書)も、かんたんに手に入るはずですよ。彼は『存在論的、郵便的』なんて学術書も出しているけれど、たぶん出題する先生が読めないし、出題なんてできるわけがないのでスルー。
■あと、マイケル・サンデルという人の『これからの正義の話をしよう』が大ヒットしたので、公共ということについて問う問題が頻出しそう。廣井良典『コミュニティを問いなおす』(ちくま新書)が、大佛次郎論壇賞をとったことからも妥当なところだと思います。

それぞれ、みんなが1〜2時間ぐらいあれば読めちゃう本だから、試してみて。ぼくたちは、本を読めば「ここあたりが出る」ということはわかっちゃうので、空き時間に質問してきてください。
by つづき (2010-08-20 03:14) 

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